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2019年度版 WEBアプリケーションエンジニア研修内容 vol2

弊社で実施しているWEBアプリケーションエンジニア向けの研修内容を公開致します。
の2回目です。

先日、水道橋で参加させていただいたType様の転職フェアでも、
未経験の方々から研修の内容についての質問がありましたので、
弊社への採用応募の検討をされている方であれば需要のある情報かと感じています。

前回の記事

この記事の対象

・弊社への採用応募をご検討されている未経験の皆様(新卒、第二新卒、ご転職の方々)
 - 入社後にどのような研修をするのかイメージをするためにご利用ください。
 - 「2進数ってなに?」という方々も求人の対象としておりますので、ご不安な方も当記事の研修内容を確認いただけると嬉しいです。
 - いわゆる「パソコンの使い方」については研修の対象外です。

前提

弊社のアプリケーション開発に関する研修は1対多の講義型ではなく、
課題の一覧に対して各自回答を記載していく、という方式を採用しております。

もちろん、不明な点があれば相談してもらい、一緒に調査したり、ヒントを与えたり、などを実施します。

また、そのため各課題には明確な回答は存在しない場合もあり、
「要件を満たしているものを作れていればOK」のものもあれば、
「調査結果をまとめて報告してもらう」ようなものもあります。

研修内容の全体像

・1. 基本研修課題(進数変換など、基礎知識) 
・★2. プログラミング基本研修(Rubyを使った基礎学習)← 今回はここ
・3. Linux研修課題(Linuxコマンドの基礎学習)
・4. WEBプログラミング研修1(RubyのSinatraを利用)
・5. データベース研修(MySQLの基礎学習)
・6. WEBプログラミング研修2(RubyのSinatraをデータベースに接続する)
・7. WEBプログラミング研修3(Ruby on Railsを用いたMVCフレームワークの習得)

※実際の研修内容とは内容が異なる場合がございます。
※あくまでも研修のイメージをお伝えするものとしてご利用ください。
※また、実際の研修では進度や能力をみて発展課題を与える場合もあります。

2. プログラミング基本研修(Rubyを使った基礎学習)

特に記載がない場合は、調査結果、変換結果、などを各自テキストファイルなどに記載して残しておくこと。
※実際の研修と異なり、一部を省略しております。
※実際の研修では、参考となるWEBサイト、もしくは書籍を渡した状態で実施いただきます。
※Rubyのバージョンは2.6.1を使用してください。

課題1. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

計算時にでた小数点は切り捨てとする。

課題2. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

但し、小数点以下は切り捨てなどせず、そのまま出力すること。
今後の研修課題についてすべて同様とする。

課題3. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

課題4. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

課題5. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

課題6. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

課題7. 次の数式をRubyを使用して計算せよ

課題8. 次の数式を7で割った余りを求めよ

課題9. 変数の操作

name,yearという名の変数を用意し、
自身の名前、年齢を代入し、出力せよ。

課題10. 変数の操作

変数を二つ用意し、 「今日の日付は~月~日です」という文字列を出力せよ。
※「~」の部分は変数から出力するものとする。

課題11. 変数の操作

変数num1、num2、num3を宣言し、num1に5を代入し、num2にnum1に6をかけた値、num3にnum2を10で割ったを代入する。
そのあとにnum1、num2、num3を出力するプログラムを作成せよ

課題12. 変数の操作

苗字と名前を格納する変数を用意し、フルネームを格納する変数に代入し、出力せよ。

課題13. 変数の操作

1個みかん100円の値段を格納する変数と、1個110円のりんごの値段を格納する変数を宣言する。
みかん2個、りんご3個買った時の値段を計算し、”hogehoge円の買い物をしました”という文字列をもつ変数を作成、出力せよ。

課題14. 変数の操作

変数numを宣言し、初期値として5を代入する。
自身に5を5回かけた結果を出力するプログラムを作成せよ。

課題15. ループ処理

10回ループし、ループ回数が偶数の時、ループした回数を出力するプログラムを作成せよ。

課題16. ループ、条件分岐

10回ループし、ループした回数を4で割ったとき、
余りが0の場合は”あまり0”、余りが1の場合は”あまり1”、余りが2の場合は”あまり2”、余りが3の場合は”あまり3”と出力するプログラムを作成せよ。

課題17. ループ、条件分岐

ループした回数を加算していき、合計値が54を超えた時点でループを中断し、ループした回数を出力するプログラムを作成せよ。

課題18. 配列

配列numに1から10の数字を入れ、1から順に足した和を出力するプログラムを作成せよ。
この問題では繰り返し処理を使用すること。

課題19. ファイル操作

テキストファイルを読み取り、出力する処理を実装せよ。

課題20. ファイル操作

変数の内容をテキストファイルに出力する処理を実装せよ。

課題21. FizzBuss

1から100までの数をプリントするプログラムを書け。
ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、
3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。

課題22. 素数探索

任意の自然数を入れた配列から、素数を探し出し、出力するプログラムを作成せよ。
任意の自然数は、自由に入れていいものとするが、最低一つは素数をいれること。

課題23. コンソール出力

コンソールへ出力するメソッドについて調べ、コンソールへの出力を行う任意のプログラムを作成せよ。

課題24. じゃんけんゲームの作成

プログラムを実行するとランダムでグー、チョキ、パーを出力するプログラムを作成せよ。
ランダム関数を使用し、ランダムに結果を得られるようにせよ。
ランダム関数については自身で調査すること

課題25. クラス1

人物についての名前、年齢、性別を管理し、その内容を出力するクラスを作成せよ。

課題26. クラス2

人物についての名前、年齢、性別、住所、職業を管理し、その内容を出力するクラスを作成せよ。

課題27. クラス3

クラス2で作成したクラスを管理するグループクラスを作成し、人物一覧を出力する処理を含むクラスを作成せよ。

課題28. クラス4

正三角形、正方形、円について、一辺の長さまたは半径を入れると面積および外周を返し、
台形について、上底・下底・高さを入れると面積を返すメソッドを持つクラスを作成せよ。

コメント

だいぶ端折ってしまっていますが、概要としてはこのような研修となります。
書籍か参考サイトを見ながら、課題をひとつひとつこなすことでスキルアップできるように考えております。

次回

次回はLinuxサーバ操作の基本演習です。
WEBアプリを開発するうえで、Linuxサーバの操作は行えたほうが便利です。

・1. 基本研修課題(進数変換など、基礎知識)
・2. プログラミング基本研修(Rubyを使った基礎学習)
・★3. Linux研修課題(Linuxコマンドの基礎学習)← 次回はここ
・4. WEBプログラミング研修1(RubyのSinatraを利用)
・5. データベース研修(MySQLの基礎学習)
・6. WEBプログラミング研修2(RubyのSinatraをデータベースに接続する)
・7. WEBプログラミング研修3(Ruby on Railsを用いたMVCフレームワークの習得)

以上、よろしくおねがいします。

※記事の内容は保証はしておりません(執筆時期や実施環境により挙動が変わるものがある為)。
別途検証してご利用いただくことをおすすめいたします。

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