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adobe character animatorを触ってみた

リアルタイムで表情を取得してVTuberのようなキャラクターが作れるadobe character animatorを触ってみました。 キャラクターはもちろんグローディアくん。

試作


> Free Stock Footage by Videezy .

背景合成テストも兼ねた試作品。少し姿勢をずらすと、すぐキャラクターが溶けてしまうので両足、肩、股、両手でがちがちに固定。いろいろうまく行ってません。この時点で主任に見てもらったら、駿監督のごとく生命に対する冒涜だと言われまして、ちゃんと作らないといけないな、と思いました。

ちゃんと作る

レッドモンスターから作る

すべてゼロから作成するのではなく、初期キャラクターのレッドモンスターをテンプレートにレイヤーを上書きしていきました。グローディア君のフォルムと親和性が高そうだからです。
どうせ4年後くらいになくなるアプリだと思うし、学習する時間を省きました。

PSレイヤーを置き換えていきます。こんな感じ。たまに置き換えきれていないまぶたの部分などが表示されます。

口と手の追加

リップシンク時の口の動きと手足をつけました。腕が胴体と一体に動いているのが良くないと思いました。もっと独立したパーツとして見せたい。

固定する

肩を固定すればいいのではと思いましたが、こうなりました。
冒涜ですね。

腕を何とかする

腕をなんとかします。
PS上で前腕、上腕、手のひらにレイヤーワケしました。Chのレイヤーパネルで王冠をつけてルートグループにします。こうすることで独立した動きをつけることが可能となります。画像ではレイヤーhidariude 2が右腕になってます。ちなみに公式でのレイヤー命名規則は、向かって左が右、右が左となっているようです。

ドラッガー

ドラッグで腕を動かせるようにしましょう。
まずオリジン(黄色い●)を肩に移動し、揺らす最終点をダングル(ドラッガーツール)設定します。

スティックツールで骨を入れます。

ビヘイビアのドラッガーを設定。数値はお好みに。ここを設定しないとドラッガーが有効化しません。

ふにゃけてた腕にボーンの存在を感じます。

完成

ちなみに体の固定箇所を足元に移動して、より自然な動きに近づけました。

あとはChのレコーディング機能でアテレコして、それに合わせて腕振らせたり表情変えたり編集して、メディアエンコーダー > premiereで編集です。

で、いろいろあってできたものがGlodia SmartRPAです。
よろしくお願いいたします。

※記事の内容は保証はしておりません(執筆時期や実施環境により挙動が変わるものがある為)。
別途検証してご利用いただくことをおすすめいたします。

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