リモートワークを快適にしてくれる4つのガジェット

こんにちは、小柳です。

弊社ではコロナ禍のためリモートワークを実施しております。
自宅のデスクで長時間過ごすことが多くなった結果、だんだんと自宅での作業で使用するアイテムが洗練されていきました。
今回は個人的な感想として、使ってみて役に立ったガジェットを、理由もつけて紹介したいと思います。

画面付きスマートスピーカー

Google Nest hub

まずはスマート製品の代表、スマートスピーカーです。
私が使っているのは、画面サイズ7インチの「Google Nest hub」という製品です。
画面付きスマートスピーカーというと、「Amazon EchoShow8」などが比較対象に挙がってくると思いますが、私はGoogleの方を推します。

一番の理由は、追加の設定なしでgoogleカレンダーと連携できるからです。
Amazon EchoShowも、後から設定することで紐づけることができますが、Googleの純正サービス同士の方が操作が楽ですし、相性抜群です。
目の前のPCのブラウザからGoogleカレンダーを開いて予定を追加するとリアルタイムでその情報がスマートスピーカーにも反映されます。
スマートスピーカーは常に電源につながっているため、万が一スマホやパソコンの電源が入っていなくても確実に予定を教えてくれます。

一般的なスマートスピーカーは、ユーザーの声をちゃんと認識できているのか不安になりますが、
画面付きのスピーカーは、認識した言葉を画面上に表示してくれるので、
「この言葉が聞き取れなかったんだな」などということが視覚的に分かり、そういった点でのストレスが減ります。

現在のGoogle Nest hubの主な用途は次の通りです。

  • Googleカレンダー管理用
  • YouTubeMusicを再生する
  • SwitchBot HubMiniなどと連携して照明などを操作する
  • タイマーや計算をしてもらう
  • お掃除ロボット

    Roborock S5max


    お掃除ロボットといえば、ルンバが定番ですが、私は「Roborock」というブランドを使っています。
    これはどうやらスマホ世界シェア2位の「Xiaomi」の傘下ブランドだそうです。そのため、とにかくコスパが高いです。
    6万円弱という値段で、ハイエンドモデル並みの多くの機能を持っています。

  • 赤外線レーダー搭載
  • マップ登録機能
  • 進入禁止エリアの設定
  • 水ぶきモード
  • スマートスピーカー対応
  • 音声ナビゲーション
  • 自動充電機能

  • 充電ドッグの位置を記憶して、掃除が終わったら自分で元いた場所に帰っていく姿はとてもかわいらしいです。
    仕事中でも休憩中でも、ボタン一つ、または一声かけるだけで部屋の掃除をしてくれます。
    私は今住んでいる物件を選ぶ際に、各部屋の敷居がないことを条件に決めました。
    このRoborock S5maxは最大2cmまでの段差なら乗り越えることができます。

    まだフル活用できる物件は少ないと思いますが、一階建てで部屋をまたぐ際の段差がなければ、家事を一つ減らすことができて時間を有効に使うことができます。

    ワイヤレスイヤホン

    Anker Soundcore Liberty Air2 Pro


    ワイヤレスイヤホンはこのご時世には必需品です。私も少し前にこだわりの有線イヤホンを愛用していた時期がありました。しかし、今は外出時にはマスクをしなければなりません。
    簡単に想像がつくと思いますが、マスクの上から有線イヤホンをつけると、ひもだらけでこんがらがってしまいます。
    外出するときも自宅で作業するときも気軽に装着できるワイヤレスイヤホンはとても役に立ちます。

    家の中でのワイヤレスイヤホンの用途としては、料理中や洗濯ものを干したり畳んだりするシーンです。
    家の中を移動しながら何かを聞くときには、スマホのスピーカーを使うよりも片耳だけワイヤレスイヤホンをつけるスタイルの方が快適です。
    最近は単調な作業をするときに、YouTubeで岡田斗司夫さんの映画解説や中田敦彦さんのYouTube大学などを流しています。
    私の使っているSoundcore Liberty Air2 Proは、1万円代で、ノイズキャンセリングとワイヤレス充電に対応しています。
    Ankerのイヤホンは値段に対して価格がリーズナブルなので新しく導入する方にはおすすめのブランドです。

    据え置きでものを置かない机

    サンワサプライワークデスク 100-DESKF018

    ( ↓ 窓側の机)

    ガジェットというよりは家具になってしまうのですが、今一番のお気に入りアイテムは、先週買ったばかりの新しい机です。

    今回はサンワサプライのワークデスク、幅140cm、奥行45cmというサイズのものを購入しました。
    画像右のメインのデスクが幅120cm、奥行60cmという標準的なものなので、新しく買った方がいかに細長い机であるかということが分かります。
    机を追加した理由は、作業領域を増やすためです。とにかく「何も置かない机」というのを用意したかったのです。

    机が広くなること、それはパソコンでいうところの「メモリ」を増やした状態です。
    メモリが増えるとあらゆる作業にゆとりが生まれます。初めて4GBメモリのパソコンから16GBメモリのパソコンに乗り換えたときのような感動を味わうことができます。

    例えば、食事を持ってきて自分の部屋で食べたいとき、ノートパソコンをもう一台用意して作業したいとき、紙を広げてペンを使った作業をしたいとき… 
    目の前の机を片付けずに別の作業に移れるのはとても快適です。

    この一番の恩恵を享受するためにも、原則、ものを置きっぱなしにしないことが重要です。
    とっさに広々としたスペースが使えることが一番のメリットなので、ただの物置になってしまっては台無しです。
    作業の効率化と集中力を維持するためにも、視界にノイズとなるものが入らないように心がけるといいと思います。

    番外編 スピーカーフォン

    Anker PowerConf


    買ってよかったものを紹介してきましたが、最後に、自分の生活環境には相性が悪かったものを紹介します。
    会議に役立つアイテムとしてよく挙げられるものの一つにスピーカーフォンというものがあります。

    私も一度、定番のスピーカーフォン、「Anker PowerConf」という製品を購入して使ってみました。
    この製品は、簡単にいうと、マイクとスピーカーが一つになったものです。これをUSB有線、USBレシーバー、Bluetoothいずれかの方法でパソコンとつないで、Zoomなどのオンライン会議で使用します。

    コンセプト自体はすばらしく、音質や使い勝手も最高でした。一番のポイントは、スピーカーフォン本体についている「ミュートボタン」です。
    アプリ上ではなく、ハードウェア側でマイクをミュートにすることができます。
    このボタンを使えば、アプリの画面上にミュートマークが表示されないので、会議に参加している相手から、自分がミュートボタンを押していることがバレないのです。

    ただし、しばらく使ってみて分かったことは、家族と同じ家に住んでいる場合においては、スピーカーモードだと家族が気を使ってしまったり、機密事項の多い会議の内容が周りに聞こえてしまうという難点があります。

    最終的に私の場合は、マイク+有線イヤホンという結論になりました。

    リモート会議ではマスクをしなくていいので、さきほどデメリットを挙げた有線イヤホンですが、ここが唯一の出番です。
    どうやらスピーカーフォンは、オフィスの会議室などで使うことを想定された製品のようですね。

    まとめ

    さて、自粛が長引いたことで、体験を購入することが難しい以上、今はモノにお金をかける時期だと判断して、最近は便利そうなものはいろいろ試してみて、自分に合わなかったらフリマアプリで売却するということを繰り返しています。

    最近のガジェットは、専用アプリとペアリングして、操作や設定を行ったり、ファームウェアのアップデートをしたりする製品が増えてきています。
    そのようなアプリを触りながら、「この機能はどうやって実装したのだろう」なんてことを考えています。

    私がガジェットに興味を持ってからのこの5年ほどの間にも、USB TypeC、ワイヤレス充電、顔認証、ノイズキャンセリング、窒化ガリウムなど様々な技術が、庶民に手の届くガジェットに搭載されるようになりました。
    今後も技術は進化し続けることですし、そのアップデートの過程を楽しめるのはとてもわくわくします。
    これからも購入するしないに関わらず、新しい商品の情報はチェックしていこうと思います。


    窒化ガリウムを使用して小型化に成功したAnkerの充電器(左から20W, 45W出力)

    この記事を書いた人

    koyanagi

    ガジェットと料理が好きです。

    最近はスマート家電に興味があります。

    趣味は、ジャグリングとサイクリングです。