帰社日運営委員長の田村です。
2016年3月の帰社日を開催しました!
帰社日運営委員会の目標
- 帰社日の参加率向上
- Glodia社員全員で何か作り上げる
- Glodia社員が考えたアイデアを世に出す
- 帰社日を通じて、社員全員の技術力を向上させる
- Glodia社員が自発的に行動できるように意識改革
今回は以下のセクションに分けて執り行いました。
- 社内プレゼンテーション
- ディスカッション
- ディベート
【1】社内プレゼンテーション
「簡単!便利!マルチキャスト」
今回は、便利なルーティング機能のプレゼンテーションです。
「マルチキャスト」とは、ネットワークにおけるルーティング方式の一つです。
ネットワークにおけるルーティング方式は様々な方式があり、
- ユニキャスト:1対1で通信する時に使用
- ブロードキャスト:同ネットワーク内の不特定多数に同じ情報を転送
- マルチキャスト:特定の複数の端末に同時に情報を転送
- …etc
その中のひとつ、「マルチキャスト」のご紹介をしていただきました。
マルチキャスト通信を使用するとこんなメリットが!
– 回線負荷を抑えることが可能
– 送信側のサーバ(動画サーバ等)はパケットをユーザ数に応じて用意する必要はない
– ルータが自動で効率良い経路を作成
1対多で、なおかつ同じデータを送る場合に有効なため、リアルタイムな配信サービスに有効です。
– テレビ会議
– 動画のストリーミング配信
– 緊急地震速報配信
などなど。
マルチキャストには2種類の動作モードがあります。
- Denseモード・・・とりあえず転送して不要なパケットは後から遮断
- Sparseモード・・・マルチキャストパケットを欲しい人がまばらにいる場合に使用。
RP(ランデブーポイント)のルータがあり、ユーザー(Receiver) が存在している場所を把握しRPを中心に経路が作成される。
※一般的にSparseモードを使用します。
Sparceモードを使用してマルチキャスト通信をするには以下の設定が必要です。
1.ルータにマルチキャストルーティング(PIM)の設定を入れる
2.欲しい人が参加の表明を出す
→ユーザー(Receiver)がマルチキャスト参加パケットを出す
→IPv4の場合・・・IGMPv1,IGMPv2 etc…
→IPv6の場合・・・MLD
今後、1対多の通信が必要になる場合、この技術が取り入れられて行くとよいですね。
マルチキャストについてもっと詳細を知りたい!という方は、弊社にご連絡ください!
ディスカッション
今回のお題は
「第2回 グローディアから新しいサービスを作る」
各チームに分かれて、ディスカッションを行ってもらい、
最後に各チーム模造紙に結論を書いていただき、プレゼンしていただきました!
最優秀案は今後グローディアの新しいサービスとして検討していきます!
最優秀チームは「team.腹黒」でした!
チーム名がなかなかキワドイですね。
第2回ということもあり、みなさんコツをつかんだのか、なかなか良いアイディアがたくさん出てきていました。
また、自分の案が通るように対話方法を練習してきた社員や、
発表資料の見せ方を意識して作成するチームが出てきて、社員の努力が垣間見えました。
今回の結果は、今後グローディアが新しいサービスを発表するまでお待ち下さい!
ディベート
今回の論題は
「第2回 消費税は20%にすべし」
前回と同じ論題なのは、前回、社員の準備不足もあり、沈黙してしまうケースが多々見受けられたため、
2回連続で同じ論題を実施することで、より深く議論できるであろう、という判断です。
また、前回とは真逆の立場に立つことによって、以下の副次的効果を狙っています。
- 論題を見つめ直し、双方の立場から客観的に論題を検証できるようになる
- 自分の意見を持つようになる
- 情報を選択し、整理する能力が身に付く
帰社日運営委員の目論見は大成功!
とても白熱し、細かな具体例や筋の通った反駁がなされ、
ディベートが終わった後の反省会も多くの意見が交わされました!
勝敗は肯定派の勝利!またしても消費税20%!!
委員長の田村個人の意見としては、
- 肯定派は具体的な数値を挙げ、説得力があった
- 全体的に時間配分出来ておらず、内容が纏めきれていないと思われる場面が見受けられた
- 質疑の時間に相手チームに時間を使われすぎであった
→質問はYes,Noで回答できるものが望ましい
→質問をたくさんすることにより相手の穴を見つけることができる
を感じました。
社員ひとりひとり、自分の強み・弱みが実感できたのではないでしょうか。
これからも試行錯誤しながらも、帰社日を運営してまいります。
グローディアを宜しくお願いします!