恒例の社内勉強会、今月は参加エンジニアの数が少なめ。。。
都合の合わないときもあります。
今回はQoSについて!!
今回はネットワークスペシャリストのWさんに
講師としてプレゼンをやって頂きました。
今回は資料の総ページ数、約80ページ!
他分野の方にもわかるようにバッチリ図解の入った
非常に丁寧な資料が作られていました。
・QoSがなぜ必要か
ネットワークでは
→シリアル化遅延
→伝送遅延
→キューイング遅延
→転送遅延・処理遅延
これらのような様々な遅延が発生する
>音声など、遅延に弱いサービスに対しては優先して処理を行うことで
遅延による影響を極力さける必要がある
・QoSに関する技術
→クラス分け、マーキング
音声、WWW、メール等を識別して各優先クラスに分ける
→優先制御
キューイング、スケジューリング → 混雑した時にキューに溜まった
パケットをアウトプットインターフェイスにどのような順番で出すか
>PQ,CQ,MDRR,WFQ,CBWFQ,LLQ等のスケジューリングアルゴリズム
→輻輳回避
パケットロスが起こると再送時に送信レートを下げるといったTCP自体に
備わった機能を間接的に用い、キューがいっぱいになる前に
ランダムにパケットをドロップさせることで、そもそも混雑することを防ぐ
>WRED
→ポリシング
主にインプットインターフェイス側で
指定帯域を超えた場合にパケットをドロップするまたは
ペナルティを与える
→シェーピング
アウトプットインターフェイス側でパケットを遅延させることで
バーストを抑え、指定帯域に平滑化させる
→LFI
大きなパケットを小さなパケットにフラグメント化することで
シリアル化遅延を少なくし、もともと小さなパケット(音声パケット等)の
キューイング遅延を少なくする
→圧縮
パケットを小さなサイズに圧縮することで
シリアル化遅延を少なくする
まだいくらか残っていたのですが、今回は時間となってしまいました。
飲み会が呼んでいるので、今日はここまで!