Windows Server 2016 のNTPクライアント設定手順

こんにちは。東です。
今回はWindows Server 2016のNTPクライアント設定手順をご紹介致します。

WindowsではGUI・CLIの2通りの設定手順がありますが、今回はGUIから設定する手順をお伝えしてまいります。

なお、今回の検証環境は下記の前提となります。
・OS:Windows Server 2016 StandardEdition
・スタンドアローン環境(ADへのドメイン参加無し)

※本手順ではざっくりとご説明しますので、詳しく知りたい方、AD環境での設定を知りたい方はMicrosoft公式サイトをご覧ください。

NTPクライアント設定手順

対象のWindows Serverへログインし、「Windowsキー + r」で「ファイル名を指定して実行」を開いて、「名前」欄に「gpedit.msc」を入力し、「OK」をクリックします。


「ローカル グループ ポリシー エディター」が開かれるので「コンピュータの構成」-「管理用テンプレート」-「システム」-「Windows タイム サービス」-「タイム プロバイダー」を選択し、「Windows NTP クライアントを構成する」をダブルクリックします。


「Windows NTP クライアントを構成する」画面が開かれたましたら、画面上部の「有効」をクリックし、各項目を設定していきます。
入力が全て完了しましたら「OK」をクリックします。

以下、各設定項目の説明となります。

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NtpServer

– NTPの参照先を設定します
– 設定は[ホスト名orIP],[フラグ] の形で行います
– 複数指定したい場合は半角スペースを入れて設定します
※設定例:ntp.hoge1.jp,0x9 ntp.hoge2.jp,0x9

– 今回、フラグの設定は「同期ポーリング間隔の固定(SpecialInterval)」と「NTPクライアントとして時刻同期を要求(Client)」の設定を行っています (デフォルト設定)
※ポーリング間隔は後述の「SpecialPollInterval」にて設定します

Type

– ここでは同期先の種類について設定します
– 今回の環境はスタンドアローン環境となる為、「NTP」を設定します

ResolvePeerBackoffMinutes

– 時刻同期実行時に、名前解決が失敗した場合の待機時間を設定します
– 名前解決が失敗する毎に待機時間は倍になっていきます

ResolvePeerBackoffMaxMinutes

– 名前解決失敗後のリトライ回数を設定します

SpecialPollInterval

– NTPサーバへの時刻同期ポーリング間隔(秒)を設定します
– NtpServerにて「同期ポーリング間隔の固定(SpecialInterval)」を設定しなかった場合、「MinPollInterval」「MaxPollInterval」の設定が適用されます
※「MinPollInterval」「MaxPollInterval」はレジストリ設定となります

EventLogFlags

– イベントビューアーへのログ出力設定をします
– 下記のどちらか、もしくは両方を出力するよう設定ができます

・時刻修正時に出力されるログ
・NTPサーバからの時刻情報受取時に出力されるログ
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再度「Windowsキー + r」で「ファイル名を指定して実行」を開いて、「名前」欄に「services.msc」を入力し、「OK」をクリックします。

「サービス」画面にて「Windows Time」を選択して「サービスの再起動」をクリックします。
※サービスが停止していた場合は「サービスの開始」をクリックしてください。

再起動が完了しましたら、再度「Windowsキー + r」で「ファイル名を指定して実行」を開いて、「名前」欄に「cmd」を入力し、「OK」をクリックします。

下記のコマンドを実行し、NTP参照先として設定したホスト名(もしくはIP)が「ピア」に表示されることを確認します。

>w32tm /query /peers

最後に下記のコマンドを実行し「ソース」にNTP参照先が表示されれば設定完了です。

>w32tm /query /status

※表示が確認できない場合は下記のコマンドで強制同期を実行後、再度確認してみてください。

w32tm /resync

おわりに

今回の記事はこれで終わりとなります。
最近、Windowsをさわる機会が増えてきましたので、次回もWindows系の記事をかければなと思います。

閲覧頂きありがとうございました。
本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

※記事の内容は保証はしておりません(執筆時期や実施環境により挙動が変わるものがある為)。
別途検証してご利用いただくことをおすすめいたします。