[第3回]Veeamでリストアしてみよう!

皆さんこんにちは。
二年目の梶田です。

寒暖の差が激しい日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍で外出が頻繫にできなくなった今、私はゲームをする時間が増えました。

元々ゲームは好きでしたが、自粛がきっかけで、昨年にSwitchを購入しました。

最近は、Dead by Daylightというゲームにはまっています。

もうすぐバイオハザードコラボがあるのでとても楽しみです!

自粛で特にやることがないという方は、面白いので、お勧めです。

運動不足にならないように注意したいものです。

さて、話は変わりまして今回は、Veeamで取得したバックアップデータをもとに、VMを復元させる、いわゆる「リストア」と呼ばれることを行っていきたいと思います。

※第2回の記事をまだ見ていない方は、こちらからどうぞ。


[第2回]Veeamでバックアップをとろう!

目次

リストア
ジョブが失敗したら
終わりに

リストア

①[HOME]をクリック後、[Disk]をクリックし、対象のジョブを展開します。

データをクリックし、右クリックを押し、[Restore entire VM]をクリックします。

②リストア対象のVMが選択されていることを確認します。

③選択されているVMをクリックし、[Point…]をクリックすると、リストアポイント(いつ時点に戻すか)を選択できます。

④[Restore Mode]の項目では、上選択肢が元の場所、下選択肢が別の場所にリストアになります。

元の場所に、リストア対象のVMが残っている場合は、上書きのような形になります。

今回は、元の場所に戻す想定で行いますので、上を選択します。

⑤[Secure Restore]の項目では、チェックを入れると、データをスキャンし、安全にリストアを行うという設定を指定することができます。

今回はデフォルト(チェックなし)のまま進みました。

⑥[Reason]の項目で、対象VMのリストア理由を入力できます。

基本は何でも構いません。例えば、テストだったら、リストアテストと記載するのが良いと思います。

何も入力しなくても次に進めます。

⑦[Summary]の項目で、詳細を確認します。

下記の[[Power on target VM after restoring]にチェックを入れると、リストア後に、対象のVMがパワーオンします。

⑧リストアが開始されますので、このまましばらく待ちます。

⑨成功すると、[Status]が[Success]になります。

[Success]になったら、[Close]をクリックします。

以上でリストアは完了です。

念のため、リストア後はパワーオンして、VMのIPやホスト名が以前のままか、作成したフォルダは消えていないかなど、確認してみるのがよいかと思われます。

★補足

リストアVMを、別名のVMでリストアしたい場合は、[Restore Mode]で、[Restore to a new location, or with different settings]を選択します。

(リストア先をデフォルトにしておくと、[Restore to original location]と同じように、元の場所に戻すこともできます。)

その後、[Folder]の項目で、リストアVM を選択し、[Name]をクリックします。

[Set name to]で、VM名を入力します。

その後、ウィザードを進めていき、リストアを行うと、指定したVM名でリストアが行われます。

ジョブが失敗したら

[Status]が[Success]になっていれば、基本的に問題はないと思いますが、リストア後の動作確認は忘れないようにしたいですね。

バックアップも同様ですが、[Failed]になってしまった場合、[HOME]>[Backup]で対象のジョブをクリック後、右クリックで[Report]を見ると、詳細が記載されています。

また、上記と同じで、[Statistics]を選択しても、同様の原因が表示されます。

因みに、この場合の失敗理由ですが、[Report]の一番右の[Details]の文を訳すと、

「バーチャルマシンのbk-testは利用できないため、処理からスキップされます。処理するものがありません。」
と表示されています。

[Statistics]で見ても、VM sizeが0Bになってますね。

上記のことから、対象のVMがないということがわかります。

実は、バックアップ対象のVMを、削除後にリストアした場合、以前のジョブでバックアップを取ろうとすると、エラー(見つからない)になります。

同じVMをリストアしたとはいえ、リストア後には認識できなくなってしまうので、再度ジョブとして登録する必要があります。

以前のジョブをクリックし、右クリックで[Edit]をクリックで編集して、VMを選択しなおすだけなので簡単です。

ここでも、0Bになっているのがわかります。

[Add]をクリックして、再度VMを登録しましょう。

以前のVMは[Remove]で削除しておきましょう。

再度バックアップを取得すると、成功します。

これは自分で意図的にエラーを起こしたので、理由はわかっているのですが、このように原因解明を進めていくのがよいかと思います。

終わりに

以上でVeeamシリーズは終了となります。

まだまだ外出自粛は続きそうで、我慢の生活が続きますね。

最近は、「バイオハザード ヴィレッジ」が流行っていますね。

私もゲーム実況者の方のプレイを見て楽しみました。

皆さんも、有意義なおうち時間をお過ごしください。

では、また次回の記事でお会いしましょう。

<参考>

・User Guide for VMware vSphere

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s-kajita

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